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ワークシート
第10章 プレゼンスキル 10-10

例え話の作り方3つの視点

自分が伝えたいことをひとつ選んで、置き換える、実演する、構造で例える、の3つの視点で例え話を作るシートです。センスに頼らず、手順で作ります。

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前提 伝えたいことを一文にする

ここが曖昧なままだと例えは作れません。一文にできないのは、まだ自分が分かっていない証拠です。

伝えたいこと(一文)
素材が決まってから料理を始めるのと同じ順番です。

視点1 置き換える

まず自分の過去の体験から似た場面を掘り出し、そのあとで相手も経験しているかを検証します。5方向の引き出しから順に探ってください。

引き出し思い出した場面相手も経験している
学生時代
会社員時代
相手の境遇
自分の実体験
有名人・一般常識
記入例
不安は知識がないから生まれる、と伝えたいなら、初めて料理をした日や、初めてのアルバイトで接客した日を思い出す。あの頃は怖かったのに今は平気ですよね、と繋ぐ。

視点2 実演する

言葉で例えるかわりに、実物を見せる、触らせる、その場で小さくやってもらう。後にいくほど納得が深くなります。

見せる

写真を一枚見せる、実物を出す。

触らせる

商品の軽さは持ってもらうほうが早い。

やってもらう

小さなワークをひとつ挟む。

視点3 構造で例える

伝えたいことを一度、要するに何か、と抽象化して、同じ構造を持つ別の世界の話に置き換えます。一番難しくて、一番強い方法です。

要するに何の話か(骨組み)
単体では良いのに組み合わせが悪い、のように構造だけを抜き出します。
同じ骨組みを持つ別の世界

別の世界の例1

食べ物など、聞き手の身近な世界。

別の世界の例2

チーム編成など、まったく違う世界。

記入例
単体では良いのに組み合わせが悪い、という骨組みなら、味噌汁とクロワッサンはそれぞれ美味しいのに一緒に食べると微妙。エース級ばかり集めたのに噛み合わずに勝てないチームも同じ構造。
例えが即座に出てくる人は頭の回転が速いのではなく、引き出しの数が多いだけです。人の話や本の内容に触れたら、つまり何の話か、と一段抽象化してストックする。これを毎日続けると引き出しは勝手に育ちます。
まとめ 例え話は、伝えたいことを一文にしてから、置き換える、実演する、構造で例える、の3つで作る。そして日々、つまり何、と抽象化する癖で引き出しを増やしていく。
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