伸びている動画の見つけ方と、スプレッドシートへの溜め方
YouTubeを始めるとき、いきなり撮影から入る人がすごく多いんですけど、順番が逆です。最初にやるのはリサーチ。
自分のジャンルの中で「今、実際に回っている動画」を集めるところから始めていきましょう。ここを飛ばして自己流で撮っても、当たるかどうかは運になってしまいます。
集める動画には基準があります。ジャンルが同じで、なおかつ次の2つを両方満たしているものだけを見てください。
登録者が多いチャンネルの動画は、企画が良かったのか、ファンが多いから回っただけなのかが分かりません。逆に登録者が少ないのに再生回数が何倍も伸びている動画は、企画とサムネイルとタイトルだけで人を集めたということ。真似する価値があるのはこっちです。
直近6ヶ月に絞るのも同じ理由で、3年前に伸びた勝ちパターンは今のアルゴリズムだともう回らないことがあります。今、目の前で回っている証拠を見にいきます。
まず、自分の発信ジャンルで検索されそうな言葉を10個くらい書き出します。ここが雑だと、関係ないジャンルの動画ばかり集まってしまいます。
ワーホリ 仕事 / ワーホリ 費用 / オーストラリア 求人 / 海外 就職 英語なし / ワーホリ 失敗 / ワーホリ 持ち物 / 語学学校 いらない …
ポイントは、自分が言いたい言葉ではなく視聴者が検索する言葉で書くこと。悩み・不安・金額・地名がヒントになります。
気になるサムネイルを見つけたら、そのままクリックせず、まず再生回数と投稿日を見てください。ここで6ヶ月より古ければ、その時点で見送りです。
動画を開いて、チャンネル名の下に出ている登録者数を見ます。あとは電卓と同じで、
迷ったら基準に戻ってください。「面白そうだから」で入れ始めると、ただのお気に入りリストになってしまいます。2倍・6ヶ月以内、この2つだけで判定します。
ここが今日の本題です。見つけた動画は、必ずスプレッドシートに貼って残していきます。頭の中に置いておくと1週間で消えます。
新しいスプレッドシートを作って、1行目に次の見出しを入れてください。
| 列 | 入れるもの | ひとこと |
|---|---|---|
| 収集日 | 2026/8/17 | いつ時点の数字か分かるように |
| 検索キーワード | ワーホリ 仕事 | どの言葉から出てきたか |
| 動画タイトル | コピペでOK | あとでタイトルの型を分析する |
| URL | 動画のリンク | 見返せるように |
| チャンネル名 | ― | 同じチャンネルが何度も出てきたら要チェック |
| 登録者数 | 1200 | 数字だけ入れる |
| 再生回数 | 84000 | 数字だけ入れる |
| 倍率 | =G2/F2 | 計算式で自動。並べ替えができる |
| 投稿日 | 2026/5/20 | 6ヶ月以内かの確認用 |
| サムネの言葉 | サムネに書いてある文字 | 刺さる言葉のストックになる |
| 自分ならどうするか | 1行メモ | ここが一番大事 |
下をコピーして、スプレッドシートのA1に貼り付ければ、そのまま11列に分かれます。
H2のセルに =IFERROR(G2/F2,"") と入れて下までコピーしておくと、登録者数と再生回数を打つだけで倍率が出ます。あとで倍率の高い順に並べ替えると、自分のジャンルの当たり企画が上から並びます。
最初のゴールは「良い企画を思いつくこと」ではありません。基準を満たす動画を30本、シートに並べることです。
30本並べると、自分のジャンルで何が刺さっているのかが勝手に見えてきます。「失敗談が強い」「金額を出すと回る」みたいな共通点が浮かんでくるので、企画会議はそこからで大丈夫です。
登録者10万人の動画を真似しても、同じ企画で同じようには回りません。見るのは自分と近い規模で、規模を超えて伸びた動画です。
再生回数が多いと入れたくなりますが、2年前の伸び方は今の証拠になりません。6ヶ月で線を引きます。
貼るだけなら作業です。「自分ならどうするか」を1行でも書いて、はじめてネタのストックになります。
スプレッドシートを1枚つくって、見出し行を貼る。キーワードを10個書き出す。そこから3個ぶん検索して、基準を満たす動画を5本貼る。ここまでで今日は十分です。